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概要

ワークフローフレームワークとは、PEXAの基本ビジネステンプレートの一つであるワークフロー処理をスキーマに基づき実行するFrameworkです。 ここで言うワークフローとは、伝票の申請、承認に関わる処理を指します。業務手順全体を現すような大きな範囲のものではありません。

ワークフロー処理を行うアプリケーションでは、伝票の承認ルート制御や承認者の権限管理等が必要となりますが、 これらの設計情報は状態遷移表的な内容となるため、PEXAのSVOStatementやActivityのようなモデルのフロー及び取り扱いプロセスという形式では表現できません。 そこで、承認ルート制御に主眼を置いた専用のスキーマを用意してワークフロー処理の設計情報を表現できるようにして、それを読み込んで動作するワークフローフレームワークを用意しました。


機能構成

ワークフローフレームワークでは、ワークフロー処理を行うアプリケーションを3つの構成要素に分けて考えます。

承認ルート制御機能

伝票がたどる承認ルートを制御する機能です。

  • 伝票が申請された時にどの承認ルートに入るか?
  • 伝票が承認された時にどの承認ポイントに移動するか?
を表現するスキーマが提供されており、ワークフローフレームワークがそれらを読み込んで処理します。

また、伝票の申請・承認状態を管理するWF_Requestというデータモデルが提供されており、 このデータモデルに各伝票の申請者、提出先、現在状態、操作履歴などがフレームワークによって記録されていきます。 ワークフローのアプリケーションはこのWF_Requestというデータモデルを通じて各伝票の承認状態を知ることができます。

この機能はワークフローフレームワークを利用する上で必須となります。


承認権限制御機能

申請された伝票の承認を行える権限を管理する機能です。

ユーザー情報とワークフロースキーマを結びつける形で権限情報を表現する標準マスタモデルが提供されています。 もし標準提供マスタでは要件が満たせない場合は、この機能は使用せずプロジェクト固有の権限情報を独自に設計して呼び出すこともできます。


アプリケーション

ユーザーインタフェースを提供し、ユーザー操作に応じてワークフローフレームワークの機能を呼び出します。

現状のワークフローフレームワークでは、アプリケーション自体の提供は行っていません。 個々のプロジェクト毎にアプリケーションを作成して、サービス定義ファイルからワークフローエンジンの機能を呼び出してください。



更新情報

  • 最終更新者 : $Author: morishita $
  • 最終更新日時 : $Date:: 2010-09-08 19:51:34 #$
  • バージョン : $Revision: 5337 $



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