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目次

  1. はじめに
  2. ワークフロー操作の呼出
    1. 基本書式
    2. 呼出結果の取得セッションキー
  3. ワークフロー操作
    1. EVALUATE
    2. MATCHING
    3. REQUEST
    4. ACCEPT
    5. REJECT
    6. SUSPEND
    7. DELEGATE
    8. UNREQUEST
    9. UNACCEPT
    10. UNSUSPEND
    11. UNDELEGATE


はじめに

このドキュメントは、ワークフローエンジンの機能を呼び出すワークフロー操作を解説する物です。

ワークフロー操作は、サービス定義からformat_type=workflowのプロセス経由で呼び出すことができます。
以降でサービスのworkflowプロセスによる呼出及び個々のワークフロー操作の書式と機能について説明します。


基本書式

(ワークフロー操作の呼び出しプロセス名
    format_type    workflow
    (workflow
        operation属性(1)
        ワークフロー操作セクション(1)
    )
)

記述注:
    属性        あらかじめ決められた値を選択する(true/falseなど)
    宣言部      値または、値のリストを設定する
    セクション  入れ子で他の属性、宣言部、セクションを保持する可能性がある
                (値又は、値のリストが設定される場合もある)

    (1):必須
    (0|1):オプション
    (1以上):一個以上必須
    (0以上):0個以上(オプション)

operation属性

呼び出したいワークフロー操作を指定します。

キー:
「operation」(固定|必須)

形式:
Key・値

区分値:

記述例:

    operation  request


ワークフロー操作セクション

operation属性で指定したワークフロー操作名毎のセクションです。
操作毎に指定できるパラメータなどが異なりますので、詳細は以降の各操作の説明を参照してください。

キー:
operation属性の値と同じ

形式:
Key・セクション

記述例:REQUEST操作の場合

(申請する
    format_type    workflow
    (workflow
        operation  request
        (request
            target    @申請対象
            request   @WF_Request
            operator  @LoginUserInfo
        )
    )
)



呼出結果の取得セッションキー

各ワークフロー操作は呼び出した結果を反映したWF_Requestおよび承認対象モデルを返します。
この時のセッションキーは以下になりますので、アプリケーション側で何か処理を続行する際は使用してください。

セッションキー名 説明
WF_Request ワークフローエンジンが生成、更新するWF_Requestデータモデルを取得できるセッションキーです。
ワークフロー処理を実行した結果が記録されて返されます。
WF_Target アプリケーションからワークフローエンジンに対して渡された承認対象データモデルを取得できるセッションキーです。
承認ルートスキーマでフィードバック処理の指定があった場合はその結果が返されます。
WF_EvaluateResult EVALUATE操作による実行可能条件の判定結果を取得するデフォルトのセッションキーです。
EVALUATE操作のevaluate_result宣言部が指定されなかった場合に適用されます。
値はjava.lang.Boolean型の値で返されて、評価結果がOkならTRUE、NGならFALSEとなります。


EVALUATE

(EVALUATE操作の呼び出しプロセス名
    format_type    workflow
    (workflow
        operation    evaluate
        (evaluate
            for属性(1)
            exception属性(0|1)
            target宣言部(1)
            request宣言部(0|1)
            operator宣言部(1)
            evaluate_result宣言部(0|1)
        )
    )
)

記述注:
    属性        あらかじめ決められた値を選択する(true/falseなど)
    宣言部      値または、値のリストを設定する
    セクション  入れ子で他の属性、宣言部、セクションを保持する可能性がある
                (値又は、値のリストが設定される場合もある)

    (1):必須
    (0|1):オプション
    (1以上):一個以上必須
    (0以上):0個以上(オプション)


承認ルートスキーマのconditionセクションで記述される実行可能条件の評価を行う操作です。
他のワークフロー操作実行時にもこのconditionは評価されますが、それとは別に評価のみを独立して行うことが出来ます。
画面のボタン制御の判定に使用したい場合などに利用して下さい。

評価結果はBoolean値で取得することが出来ます。評価結果を格納するセッションキーはevaluate_result宣言部で任意に指定できます。 evaluate_result宣言部を省略した場合のセッションキーは「WF_EvaluateResult」です。
また、exception属性をtrueにしておくことで、例外送出の形で受け取ることも可能です。

for属性

条件評価の目的を指定する属性です。
ワークフロー操作区分を指定できますが、現状では承認ルートスキーマのconditionで記述できるのが 申請(request)および最終承認取消(unapprove)の可能条件のみなので、ここで指定できるのは以下の2つです。

  • REQUEST
  • UNACCEPT

キー:
「for」(固定|必須)

形式:
Key・値

区分値:

  • request:申請の可能条件判定
  • unaccept:最終承認取消の可能条件判定

記述例:

    for  request
    for  unaccept


exception属性

条件評価の結果がNGの場合に例外送出を行うかのフラグです。
trueと指定すると、判定NGの場合には他の操作時にNGとなったときと同じように例外が送出されます。 falseと指定するかexception属性を省略すると、判定NG時に例外は送出されずBoolean値がセッションに格納されて呼出元に返されます。

キー:
「exception」(固定|省略時はfalse扱いとなる)

形式:
Key・値

区分値:

  • true:判定NG時に例外が送出される
  • false:判定NG時に例外が送出されずBoolean値がセッションに格納される(省略時はこちらがデフォルト)

記述例:

    exception  true
    exception  false


target宣言部

判定対象となる承認対象データモデルの指定です。

キー:
「target」(固定|必須)

形式:
Key・セッション式

記述例:

    target    @見積


request宣言部

判定対象となるWF_Requestデータモデルの指定です。
最終承認取消(for unaccept)の可能条件判定を行う場合に必須となります。

申請用(for reqeust)の可能条件判定を行う場合は基本的に不要ですが、
申請取下(UNREQUEST)されたWF_Requestを再利用して再申請する場合は指定して下さい。

キー:
「request」(固定|最終承認取消の判定時に必須)

形式:
Key・セッション式

記述例:

    request    @WF_Request


operator宣言部

判定処理を実行した操作者を表すOperatorデータモデルの指定です。

キー:
「operator」(固定|必須)

形式:
Key・セッション式

記述例:

    operator    @LoginUserInfo


evaluate_result宣言部

判定結果を格納するセッションキーの指定です。
この宣言部で指定することで、任意のセッションキーで判定結果を取得できます。
省略した場合は「WF_EvaluateResult」がデフォルトの評価結果格納セッションキーとして適用されます。

キー:
「evaluate_result」(固定|非必須。省略時はWF_EvaluateResultになる。)

形式:
Key・固定値

記述例:

    evaluate_result   最終承認取消判定結果



MATCHING

(MATCHING操作の呼び出しプロセス名
    format_type    workflow
    (workflow
        operation    matching
        (matching
            for属性(1)
            target宣言部(0|1)
            request宣言部(0|1)
            operator宣言部(1)
        )
    )
)

記述注:
    属性        あらかじめ決められた値を選択する(true/falseなど)
    宣言部      値または、値のリストを設定する
    セクション  入れ子で他の属性、宣言部、セクションを保持する可能性がある
                (値又は、値のリストが設定される場合もある)

    (1):必須
    (0|1):オプション
    (1以上):一個以上必須
    (0以上):0個以上(オプション)


承認対象スキーマ、承認ルートスキーマとのマッチング処理を行うワークフロー操作です。
申請/承認の実行前にアプリケーションから呼び出す事で、以下の情報を保持したWF_Requestデータモデルを取得できます。

現象型ID 現象型名 説明
PT_PEXA_920051 WF_ExpectedRouteName 申請することで適用される承認ルート名。
承認対象スキーマとのマッチング結果から決定される。
PT_PEXA_920052 WF_ExpectedRouteStateName 申請/承認後の遷移先承認ポイント名。
承認ルートスキーマとのマッチング結果から決定される。
PT_PEXA_920053 WF_ExpectedReceiverList 提出先になりうる承認権限保持者(Operatorモデル)のリスト。
権限マスタおよび承認ルートスキーマの内容から決定される。
PT_PEXA_920054 WF_ExpectedReceiverGroupList 提出先になりうる承認権限保持グループ(OperatorGroupモデル)のリスト。
権限マスタおよび承認ルートスキーマの内容から決定される。

これらのWF_Expectedという接頭語のついた現象型の値はDBカラムとマッピングされていないので、WF_Requestがコミットされると消去されます。 申請/承認実行画面の初期化に必要な情報を取得するためのワークフロー操作と考えてください。

for属性

マッチング処理の目的を指定する属性です。
申請処理向けのマッチングなのか、承認処理向けのマッチングかを指定します。

キー:
「for」(固定|必須)

形式:
Key・値

区分値:

  • request:申請処理向けのマッチング
  • accept:承認処理向けのマッチング

記述例:

    for  request
    for  accept


target宣言部

マッチング処理対象となる承認対象データモデルの指定です。
申請用(for request)のマッチングを行う場合に必須となります。

キー:
「target」(固定|申請時に必須)

形式:
Key・セッション式

記述例:

    target    @見積


request宣言部

マッチング処理対象となるWF_Requestデータモデルの指定です。
承認用(for accept)のマッチングを行う場合に必須となります。

申請用(for reqeust)のマッチングを行う場合は基本的に不要ですが、
申請取下(UNREQUEST)されたWF_Requestを再利用して再申請する場合は指定して下さい。

キー:
「request」(固定|承認時に必須)

形式:
Key・セッション式

記述例:

    request    @WF_Request


operator宣言部

マッチング処理を実行した操作者を表すOperatorデータモデルの指定です。
申請用(for request)、承認用(for accept)の両方で必須です。

キー:
「operator」(固定|必須)

形式:
Key・セッション式

記述例:

    operator    @LoginUserInfo



REQUEST

(REQUEST操作の呼び出しプロセス名
    format_type    workflow
    (workflow
        operation    request
        (request
            target宣言部(1)
            request宣言部(1)
            operator宣言部(1)
            receiver宣言部(0|1)
            receiver_group宣言部(0|1)
        )
    )
)

記述注:
    属性        あらかじめ決められた値を選択する(true/falseなど)
    宣言部      値または、値のリストを設定する
    セクション  入れ子で他の属性、宣言部、セクションを保持する可能性がある
                (値又は、値のリストが設定される場合もある)

    (1):必須
    (0|1):オプション
    (1以上):一個以上必須
    (0以上):0個以上(オプション)


申請処理を行うワークフロー操作です。
あらかじめMATCHING操作を呼び出して承認対象データモデルに対応するWF_Requestデータモデルを取得してからこの操作を呼び出してください。

target宣言部

申請処理対象となる承認対象データモデルの指定です。

キー:
「target」(固定|必須)

形式:
Key・セッション式

記述例:

    target    @見積


request宣言部

申請処理対象となるWF_Requestデータモデルの指定です。
あらかじめMATCHING操作を呼び出して取得した物を指定します。

キー:
「request」(固定|必須)

形式:
Key・セッション式

記述例:

    request    @WF_Request


operator宣言部

申請処理を実行した操作者を表すOperatorデータモデルの指定です。

キー:
「operator」(固定|必須)

形式:
Key・セッション式

記述例:

    operator    @LoginUserInfo


receiver宣言部

承認権限保持者の中から選択された、申請の受取者を表すOperatorデータモデルの指定です。
指定された場合はWF_RequestデータモデルのWF_Receiver項目に値が記録されます。

キー:
「receiver」(固定|必須)

形式:
Key・セッション式

記述例:

    receiver    @ReceiverInfo


receiver_group宣言部

承認権限保持グループの中から選択された、申請の受取者グループを表すOperatorGroupデータモデルの指定です。
指定された場合はWF_RequestデータモデルのWF_ReceiverGroupNo項目に値が記録されます。

キー:
「receiver_group」(固定|必須)

形式:
Key・セッション式

記述例:

    receiver_group    @ReceiverGroupInfo



ACCEPT

(ACCEPT操作の呼び出しプロセス名
    format_type    workflow
    (workflow
        operation    accept
        (accept
            target宣言部(0|1)
            request宣言部(1)
            operator宣言部(1)
            receiver宣言部(0|1)
            receiver_group宣言部(0|1)
        )
    )
)

記述注:
    属性        あらかじめ決められた値を選択する(true/falseなど)
    宣言部      値または、値のリストを設定する
    セクション  入れ子で他の属性、宣言部、セクションを保持する可能性がある
                (値又は、値のリストが設定される場合もある)

    (1):必須
    (0|1):オプション
    (1以上):一個以上必須
    (0以上):0個以上(オプション)


承認処理を行うワークフロー操作です。
承認状態情報であるWF_Requestデータモデルをあらかじめサービス定義のsearchプロセスで検索して取得し、 その中から承認したい物を選んでこのワークフロー操作を呼び出してください。

target宣言部

承認処理対象となる承認対象データモデルの指定です。
記述を省略した場合は、エンジンの内部でWF_RequestデータモデルのProcedure項目経由で取得されます。

キー:
「target」(固定|省略可)

形式:
Key・セッション式

記述例:

    target    @見積


request宣言部

承認処理対象となるWF_Requestデータモデルの指定です。
操作者(=承認権限保持者)が選択した物を指定します。

キー:
「request」(固定|必須)

形式:
Key・セッション式

記述例:

    request    @WF_Request


operator宣言部

承認処理を実行した操作者を表すOperatorデータモデルの指定です。

キー:
「operator」(固定|必須)

形式:
Key・セッション式

記述例:

    operator    @LoginUserInfo


receiver宣言部

承認権限保持者の中から選択された、次の受取者を表すOperatorデータモデルの指定です。
指定された場合はWF_RequestデータモデルのWF_Receiver項目に値が記録されます。

キー:
「receiver」(固定|必須)

形式:
Key・セッション式

記述例:

    receiver    @ReceiverInfo


receiver_group宣言部

承認権限保持グループの中から選択された、次の受取者グループを表すOperatorGroupデータモデルの指定です。
指定された場合はWF_RequestデータモデルのWF_ReceiverGroupNo項目に値が記録されます。

キー:
「receiver_group」(固定|必須)

形式:
Key・セッション式

記述例:

    receiver_group    @ReceiverGroupInfo



REJECT

(REJECT操作の呼び出しプロセス名
    format_type    workflow
    (workflow
        operation    reject
        (reject
            target宣言部(0|1)
            request宣言部(1)
            operator宣言部(1)
        )
    )
)

記述注:
    属性        あらかじめ決められた値を選択する(true/falseなど)
    宣言部      値または、値のリストを設定する
    セクション  入れ子で他の属性、宣言部、セクションを保持する可能性がある
                (値又は、値のリストが設定される場合もある)

    (1):必須
    (0|1):オプション
    (1以上):一個以上必須
    (0以上):0個以上(オプション)


申請内容が認められない場合に、申請者に対して返却処理を行うワークフロー操作です。
承認状態情報であるWF_Requestデータモデルをあらかじめサービス定義のsearchプロセスで検索して取得し、 その中から返却したい物を選んでこのワークフロー操作を呼び出してください。

target宣言部

返却処理対象となる承認対象データモデルの指定です。
記述を省略した場合は、エンジンの内部でWF_RequestデータモデルのProcedure項目経由で取得されます。

キー:
「target」(固定|省略可)

形式:
Key・セッション式

記述例:

    target    @見積


request宣言部

返却処理対象となるWF_Requestデータモデルの指定です。
操作者(=承認権限保持者)が選択した物を指定します。

キー:
「request」(固定|必須)

形式:
Key・セッション式

記述例:

    request    @WF_Request


operator宣言部

返却処理を実行した操作者を表すOperatorデータモデルの指定です。

キー:
「operator」(固定|必須)

形式:
Key・セッション式

記述例:

    operator    @LoginUserInfo



SUSPEND

(SUSPEND操作の呼び出しプロセス名
    format_type    workflow
    (workflow
        operation    suspend
        (suspend
            target宣言部(0|1)
            request宣言部(1)
            operator宣言部(1)
        )
    )
)

記述注:
    属性        あらかじめ決められた値を選択する(true/falseなど)
    宣言部      値または、値のリストを設定する
    セクション  入れ子で他の属性、宣言部、セクションを保持する可能性がある
                (値又は、値のリストが設定される場合もある)

    (1):必須
    (0|1):オプション
    (1以上):一個以上必須
    (0以上):0個以上(オプション)


承認者が承認可否をその場で決められない場合に一旦保留状態にする処理を行うワークフロー操作です。
承認状態情報であるWF_Requestデータモデルをあらかじめサービス定義のsearchプロセスで検索して取得し、 その中から保留したい物を選んでこのワークフロー操作を呼び出してください。

target宣言部

保留処理対象となる承認対象データモデルの指定です。
記述を省略した場合は、エンジンの内部でWF_RequestデータモデルのProcedure項目経由で取得されます。

キー:
「target」(固定|省略可)

形式:
Key・セッション式

記述例:

    target    @見積


request宣言部

保留処理対象となるWF_Requestデータモデルの指定です。
操作者(=承認権限保持者)が選択した物を指定します。

キー:
「request」(固定|必須)

形式:
Key・セッション式

記述例:

    request    @WF_Request


operator宣言部

保留処理を実行した操作者を表すOperatorデータモデルの指定です。

キー:
「operator」(固定|必須)

形式:
Key・セッション式

記述例:

    operator    @LoginUserInfo



DELEGATE

(DELEGATE操作の呼び出しプロセス名
    format_type    workflow
    (workflow
        operation    suspend
        (suspend
            delegation宣言部(1)
            operator宣言部(1)
        )
    )
)

記述注:
    属性        あらかじめ決められた値を選択する(true/falseなど)
    宣言部      値または、値のリストを設定する
    セクション  入れ子で他の属性、宣言部、セクションを保持する可能性がある
                (値又は、値のリストが設定される場合もある)

    (1):必須
    (0|1):オプション
    (1以上):一個以上必須
    (0以上):0個以上(オプション)


現在の状態が申請済みになっているWF_Requestデータモデルの受取者を、WF_Delegationデータモデルの情報に従って付け替えるワークフロー操作です。
WF_Delegationデータモデル自体の登録についてはワークフローフレームワークでは特にサポートしないので、アプリケーション上から行ってください。

このワークフロー操作は、権限委譲が今すぐ開始される場合は画面からの実行となり、明日以降といった先の日付に開始する場合は夜間バッチ的な処理から呼び出される物となります。

delegation宣言部

権限委譲情報であるWF_Delegationデータモデルを指定します。
権限委譲の開始日などを検索条件にして、適用すべき対象をあらかじめサービス定義のsearchプロセスで取得して指定します。

キー:
「delegation」(固定|必須)

形式:
Key・セッション式

記述例:

    delegation    @WF_Delegation


operator宣言部

受取者の付け替え処理を実行した操作者を表すOperatorデータモデルの指定です。
夜間バッチからの実行などの場合はシステムを表すような仮の操作者を登録して指定してください。

キー:
「operator」(固定|必須)

形式:
Key・セッション式

記述例:

    operator    @LoginUserInfo



UNREQUEST

(UNREQUEST操作の呼び出しプロセス名
    format_type    workflow
    (workflow
        operation    unrequest
        (unrequest
            target宣言部(0|1)
            request宣言部(1)
            operator宣言部(1)
        )
    )
)

記述注:
    属性        あらかじめ決められた値を選択する(true/falseなど)
    宣言部      値または、値のリストを設定する
    セクション  入れ子で他の属性、宣言部、セクションを保持する可能性がある
                (値又は、値のリストが設定される場合もある)

    (1):必須
    (0|1):オプション
    (1以上):一個以上必須
    (0以上):0個以上(オプション)


申請者が、自分が行った申請を取り下げするワークフロー操作です。
承認状態情報であるWF_Requestデータモデルをあらかじめサービス定義のsearchプロセスで検索して取得し、 その中から申請取り下げしたい物を選んでこのワークフロー操作を呼び出してください。

target宣言部

申請取り下げ処理対象となる承認対象データモデルの指定です。
記述を省略した場合は、エンジンの内部でWF_RequestデータモデルのProcedure項目経由で取得されます。

キー:
「target」(固定|省略可)

形式:
Key・セッション式

記述例:

    target    @見積


request宣言部

申請取り下げ処理対象となるWF_Requestデータモデルの指定です。

キー:
「request」(固定|必須)

形式:
Key・セッション式

記述例:

    request    @WF_Request


operator宣言部

申請取り下げ処理を実行した操作者を表すOperatorデータモデルの指定です。

キー:
「operator」(固定|必須)

形式:
Key・セッション式

記述例:

    operator    @LoginUserInfo



UNACCEPT

(UNACCEPT操作の呼び出しプロセス名
    format_type    workflow
    (workflow
        operation    unaccept
        (unrequest
            target宣言部(0|1)
            request宣言部(1)
            operator宣言部(1)
        )
    )
)

記述注:
    属性        あらかじめ決められた値を選択する(true/falseなど)
    宣言部      値または、値のリストを設定する
    セクション  入れ子で他の属性、宣言部、セクションを保持する可能性がある
                (値又は、値のリストが設定される場合もある)

    (1):必須
    (0|1):オプション
    (1以上):一個以上必須
    (0以上):0個以上(オプション)


承認者が、自分が行った承認を取り消すワークフロー操作です。
自分自身が直近の操作者となっているWF_Requestデータモデルをあらかじめサービス定義のsearchプロセスで検索して取得し、 その中から承認取り消ししたい物を選んでこのワークフロー操作を呼び出してください。

target宣言部

承認取り消し処理対象となる承認対象データモデルの指定です。
記述を省略した場合は、エンジンの内部でWF_RequestデータモデルのProcedure項目経由で取得されます。

キー:
「target」(固定|省略可)

形式:
Key・セッション式

記述例:

    target    @見積


request宣言部

承認取り消し処理対象となるWF_Requestデータモデルの指定です。

キー:
「request」(固定|必須)

形式:
Key・セッション式

記述例:

    request    @WF_Request


operator宣言部

承認取り消し処理を実行した操作者を表すOperatorデータモデルの指定です。

キー:
「operator」(固定|必須)

形式:
Key・セッション式

記述例:

    operator    @LoginUserInfo



UNSUSPEND

(UNSUSPEND操作の呼び出しプロセス名
    format_type    workflow
    (workflow
        operation    unsuspend
        (unsuspend
            target宣言部(0|1)
            request宣言部(1)
            operator宣言部(1)
        )
    )
)

記述注:
    属性        あらかじめ決められた値を選択する(true/falseなど)
    宣言部      値または、値のリストを設定する
    セクション  入れ子で他の属性、宣言部、セクションを保持する可能性がある
                (値又は、値のリストが設定される場合もある)

    (1):必須
    (0|1):オプション
    (1以上):一個以上必須
    (0以上):0個以上(オプション)


承認者が、自分が行った保留を解除するワークフロー操作です。
自分自身が直近の操作者となっているWF_Requestデータモデルをあらかじめサービス定義のsearchプロセスで検索して取得し、 その中から保留解除したい物を選んでこのワークフロー操作を呼び出してください。

target宣言部

保留解除処理対象となる承認対象データモデルの指定です。
記述を省略した場合は、エンジンの内部でWF_RequestデータモデルのProcedure項目経由で取得されます。

キー:
「target」(固定|省略可)

形式:
Key・セッション式

記述例:

    target    @見積


request宣言部

保留解除処理対象となるWF_Requestデータモデルの指定です。

キー:
「request」(固定|必須)

形式:
Key・セッション式

記述例:

    request    @WF_Request


operator宣言部

保留解除処理を実行した操作者を表すOperatorデータモデルの指定です。

キー:
「operator」(固定|必須)

形式:
Key・セッション式

記述例:

    operator    @LoginUserInfo



UNDELEGATE

(UNDELEGATE操作の呼び出しプロセス名
    format_type    workflow
    (workflow
        operation    undelegate
        (undelegate
            delegation宣言部(1)
            operator宣言部(1)
        )
    )
)

記述注:
    属性        あらかじめ決められた値を選択する(true/falseなど)
    宣言部      値または、値のリストを設定する
    セクション  入れ子で他の属性、宣言部、セクションを保持する可能性がある
                (値又は、値のリストが設定される場合もある)

    (1):必須
    (0|1):オプション
    (1以上):一個以上必須
    (0以上):0個以上(オプション)


DELEGATE操作の解除を行うワークフロー操作です。
DELEGATE操作によって受取者の付け替えが行われたWF_Requestデータモデルを、元の受取者に戻す処理を実行します。
このワークフロー操作は、権限委譲解除を今すぐ開始する場合は画面からの実行となり、明日以降といった先の日付に委譲期間が終了する場合は夜間バッチ的な処理から呼び出される物となります。

delegation宣言部

権限委譲情報を表すWF_Delegationデータモデルを指定します。
解除対象のWF_Delegationデータモデルをあらかじめサービスのsearchプロセスで検索して取得してから渡します。

キー:
「delegation」(固定|必須)

形式:
Key・セッション式

記述例:

    delegation    @WF_Delegation


operator宣言部

権限委譲解除処理を実行した操作者を表すOperatorデータモデルの指定です。
夜間バッチからの実行などの場合はシステムを表すような仮の操作者を登録して指定してください。

キー:
「operator」(固定|必須)

形式:
Key・セッション式

記述例:

    operator    @LoginUserInfo



更新情報

  • 最終更新者 : $Author: morishita $
  • 最終更新日時 : $Date:: 2010-12-09 13:17:05 #$
  • バージョン : $Revision: 5779 $



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