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タスクスケジューラー
目次

  1. はじめに
  2. ファイルの格納場所
  3. スキーマ構成
  4. 記述例


はじめに

このドキュメントは、タスクスケジューラー機能のタスクスキーマについて解説する物です。

タスクスキーマは、TaskScheduleマスタに登録された実行スケジュールで起動したい処理を登録する定義ファイルです。
ファイルとしては１ファイルのみ作成し、格納場所を及びファイル名も決まっています。


ファイルの格納場所

タスクスキーマはワークスペースの以下のフォルダ、ファイル名で格納してください。
ファイル名の変更は不可です。この１ファイルの中に全てのタスクを登録します。 

  ${PRJHOME}/src/task/task.entry


スキーマ構成 

[task_infosセクション
    task_name宣言(1)
    task_type属性(1)
    タスクタイプ毎の個別セクション(1)
    ,
    task_name宣言(1)
    task_type属性(1)
    タスクタイプ毎の個別セクション(1)
        :
        :
]

記述注：
    属性        あらかじめ決められた値を選択する(true/falseなど)
    宣言部      値または、値のリストを設定する
    セクション  入れ子で他の属性、宣言部、セクションを保持する可能性がある
                (値又は、値のリストが設定される場合もある)

    (1)：必須
    (0|1)：オプション
    (1以上):一個以上必須
    (0以上)：0個以上(オプション)


タスクスキーマのスキーマ構成です。
task_infosセクションの下にタスク情報を列挙して記述します。


task_infosセクション

このtask_infosセクション配下に、タスクの宣言を列挙して記述します。
タスク名およびタスクタイプを指定した上で、タスクタイプ毎のサブセクションを記述します。

task_name宣言

任意のTask名を記述します。
task.entryファイル内でユニークな名前である必要があります。

キー：
「task_name」(固定|必須)

形式：
Key・値

記述例：

    task_name    "月初深夜における絞め処理"


task_type属性

タスクの実装タイプを記述します。
ここで指定できるのは、"service_client"か"plugin"の2つとなります。

キー：
「task_type」(固定|必須)

形式：
Key・値(service_client or plugin)

記述例：

    task_type    "service_client"


service_clientサブセクション 

(service_clientセクション
    [servicesセクション(1)
        (実行サービス名1
        )
        (実行サービス名2
        )
             :
             :
             :
        (実行サービス名N
        )
    ]
)

記述注：
    属性        あらかじめ決められた値を選択する(true/falseなど)
    宣言部      値または、値のリストを設定する
    セクション  入れ子で他の属性、宣言部、セクションを保持する可能性がある
                (値又は、値のリストが設定される場合もある)

    (1)：必須
    (0|1)：オプション
    (1以上):一個以上必須
    (0以上)：0個以上(オプション)

task_typeがservice_clientの場合に記述するサブセクションです。
記述形式はServiceClientに読み込ませるファイルと同一です。


pluginサブセクション 

(pluginセクション
    class宣言(1)
)

記述注：
    属性        あらかじめ決められた値を選択する(true/falseなど)
    宣言部      値または、値のリストを設定する
    セクション  入れ子で他の属性、宣言部、セクションを保持する可能性がある
                (値又は、値のリストが設定される場合もある)

    (1)：必須
    (0|1)：オプション
    (1以上):一個以上必須
    (0以上)：0個以上(オプション)

task_typeがpluginの場合に記述するサブセクションです。
TaskHelperインタフェースを実装したプラグインクラスの名前を指定します。



記述例 

;---------------------------------------------------------------
; Release-Date:     $Date:: 2011-05-02 22:41:07 #$
; Release-Version:  $Revision: 6374 $
; Author:           $Author: morishita $
; First-Created-On: 2011/04/25
; First-Created-By: Daisuke Morishita
;---------------------------------------------------------------
[task_infos
    ;;===========================================
    ;; Task : TestServiceClientTask
    ;; サービスを呼び出すタイプのタスク
    ;;===========================================
    task_name   TestServiceClientTask
    task_type   service_client
    (service_client
        [services
            (SSR.Test.ServiceTask1
            )
            (SSR.Test.ServiceTask2
            )
        ]
    )
    ,
    ;;===========================================
    ;; Task : TestPluginTask
    ;; プラグインクラスを呼び出すタイプのタスク
    ;;===========================================
    task_name   TestPluginTask
    task_type   plugin
    (plugin
        class   "test.pexa.share.task.TestTaskPlugin"
    )
]


更新情報

  • 最終更新者 : $Author: morishita $
  • 最終更新日時 : $Date:: 2011-05-02 22:41:07 #$
  • バージョン : $Revision: 6374 $
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