PEXA Serviceについて

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sendプロセス概要

PEXA3以降の機能です。
サービスからモデルイベントを送信するためのプロセスです。

モデルイベントは、サービスを疎結合して連動させるための仕組みです。
送信元ではこのsendプロセスを使用してイベントテーブル名とイベントソースとなる対象モデル/モデルリストを指定してイベントを送信します。 イベントに対して連動するサービスはモデルイベントテーブル内に記述されるので、sendを行う送信元のサービスでは連動対象のサービスを知る必要はありません。

モデルイベント及びモデルイベントテーブルの詳細はこちらを参照して下さい。


sendフォーマットタイプ書式

(任意のプロセス名
    format_type    send
    (send
        table_name宣言部  (1)
        operation属性     (1)
        source宣言部      (1)
        source_name宣言部 (0|1)
        role属性          (0|1)
        unsync属性        (0|1)
        debug属性         (0|1)
        sessionセクション (0|1)
    )
)

記述注:
    属性        あらかじめ決められた値を選択する(true/falseなど)
    宣言部      値または、値のリストを設定する
    セクション  入れ子で他の属性、宣言部、セクションを保持する可能性がある
                (値又は、値のリストが設定される場合もある)

    (1):必須
    (0|1):オプション
    (1以上):一個以上必須
    (0以上):0個以上(オプション)

table_name宣言部

概要:
必須です。
モデルイベントの送信先となるモデルイベントテーブル名を指定します。

モデルイベントテーブルについてはこちらを参照してください。


operation属性

概要:
必須です。
モデル操作種別を指定します。

イベントの送信元で、モデルに対してどのような処理を行ったのかをここで指定します。
指定できる種別は以下の物です。

区分値:

  • CREATE:モデルが生成された
  • UPDATE:モデルが更新された
  • REMOVE:モデルが削除フラグが設定された
  • ENABLE:モデルが有効状態になった
  • DISABLE:モデルが無効状態になった
  • INVALID:モデルに無効フラグが設定された
  • ACCEPT:モデルに対して承認行為が行われた
  • UNACCEPT:モデルに対して承認取消が行われた
  • SUSPEND:モデルに対して保留行為が行われた
  • UNSUSPEND:モデルに対して保留解除が行われた
  • REJECT:モデルに対して返却行為が行われた
ここで指定した処理区分は、呼び出された側のサービスでは以下のセッションキーで取得する事が出来ます。
    PEXA_ModelEventOperationCategory


source宣言部

概要:
必須です。
モデルイベントの発生原因となるモデルもしくはモデルリストを指定します。
基本的に、セッション上にその時点で存在しているモデルやモデルリストをセッション値として指定します。

ここで指定したイベント発生元データモデル/モデルリストは、呼び出された側のサービスでは以下のセッションキーで取得する事が出来ます。

    PEXA_ModelEventModel


source_name宣言部

概要:
source宣言部でモデルリストを指定した場合に必須です。
モデルイベントの発生原因となったモデルの名前を記述します。
ここで指定したモデル名は、ModelEventQueue定義の送信条件判定で利用できます。


role宣言部

概要:
非必須です。
モデルイベントの発生時のロール情報(ユーザー情報)をあらわすモデルをセッション値として指定します。
基本的に、セッション上にその時点で存在しているユーザー情報に該当するモデルをセッション値として指定します。

ここで指定したロール情報は、呼び出された側のサービスでは以下のセッションキーで取得する事が出来ます。

    PEXA_ModelEventRole


unsync属性

概要:
任意です。省略時はfalseとなります。
イベントによって連動して実行される処理を同期処理とするか非同期処理とするかを指定します。 同期処理の場合はSessionBean経由で、非同期処理の場合はMessageDirivenBean経由で連動処理が行われます。

区分値:
同期処理の場合はfalse, 非同期処理の場合はtrueを指定して下さい。

なお、同期、非同期による動作の違いについてはこちらを参照して下さい。


debug属性

概要:
任意です。省略時はfalseとなります。
デバッグログの出力有無を指定します。

区分値:
trueと指定すると、実行環境上のログにモデルイベント送信時のセッション内容が出力されます。 オフにする場合はfalseを指定して下さい。


sessionセクション

概要:
任意です。
ModelEventTableから呼び出される対象に渡したいセッション値を指定することができます。

記述形式:キー名指定

(XXXProcess
    format_type    send
    (send
        table_name XXXイベント表
        source     @イベントソース
        operation  UPDATE
        session    SessionKey1,SessionKey2, .....
    )
)
ModelEventに格納したいセッション値のキーを羅列する記述形式です。
ここで指定したキー名で、指定されたセッションキーの値がModelEventに格納されます。


記述形式:マッピング指定

(XXXProcess
    format_type    send
    (send
        table_name XXXイベント表
        source     @イベントソース
        operation  UPDATE
        (session
            SessionKey1    セッション式1
            SessionKey2    セッション式2
                :
                :
        )
    )
)
ModelEventに格納したいセッションキーとその値をマッピングする記述形式です。
ここで指定したキー名で、指定されたセッション式の値がModelEventに格納されます。



記述例

(Eventを送信する
    format_type send
    (send
        table_name  ModelOperationEventTable
        operation   CREATE 
        source      @カルテO
        source_name カルテ
        role        @LoginUserInfo
        debug       true
    )
)


更新情報

  • 最終更新者 : $Author: morishita $
  • 最終更新日時 : $Date:: 2010-03-19 22:48:07 #$
  • バージョン : $Revision: 4891 $



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