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convertプロセス概要

変換フレームワークの機能を呼び出すためのプロセスです。
変換フレームワーク自体の詳細についてはSupportFrameworkのガイドに別途記載されています。
こちらを参照して下さい。

変換フレームワークに渡す変換対象データをsource宣言で指定します。
指定できるオブジェクトの種類は特に制限はありません。例としては以下のようなものがあります。

  • ファイルから読み込んだCSVデータ(文字列の固まり)
  • CSVとしてエクスポートしたいデータモデルのリスト
変換フレームワークによる変換結果を受け取るためのセッションキーをresult宣言で指定します。
また、変換処理の中で検出したチェックエラー情報を受け取るためのセッションキーをerror宣言で指定できます。


convertフォーマットタイプ書式

変換処理に必要な情報を記述する。

(プロセス名
    format_type  convert
    (convert
        converter宣言(1)
        source宣言(1)
        result宣言(0|1)
        error宣言(0|1)
    )
)

記述注:
    属性        あらかじめ決められた値を選択する(true/falseなど)
    宣言部      値または、値のリストを設定する
    セクション  入れ子で他の属性、宣言部、セクションを保持する可能性がある
                (値又は、値のリストが設定される場合もある)

    (1):必須
    (0|1):オプション
    (1以上):一個以上必須
    (0以上):0個以上(オプション)
converter宣言

概要:
変換フレームワークに読み込ませる変換定義(=ConvertService定義)名を指定する。
変換定義名は、直接指定及び@付きのセッション値が指定できる。

キー:
「convert」固定

形式:
Key・値(直接指定もしくは@付きセッション値)

記述例:

	converter	棚卸CSV取込


source宣言

概要:
変換対象データとなるセッション値を指定する。

キー:
「source」固定

形式:
Key・変換対象データの指定(基本的には@付きのセッション値指定)

記述例:

	source	@棚卸CSVStringデータ


result宣言

概要:
変換フレームワークによる変換結果のオブジェクトを受け取るセッションキー名を指定する。
この宣言を省略した場合、固定で「CONVERT_RESULT」というセッションキーで変換結果が返される。

キー:
「result」固定

形式:
Key・値

記述例:

	result	棚卸CSV取込結果リスト


error宣言

概要:
変換フレームワークで検出した各種チェックエラー情報を受け取るセッションキー名を指定する。
この宣言を省略した場合、固定で「CONVERT_ERROR」というセッションキーで変換結果が返される。

キー:
「error」固定

形式:
Key・値

記述例:

	error	棚卸CSV取込エラーリスト



記述例

(棚卸CSVを読み込む
    format_type     convert
    (convert
        converter   棚卸CSV取込             ;;Convert定義のconverter_nameで宣言されている名前
        source      @棚卸CSVString          ;;ClientFrameworkで読み込んだCSVファイルの中身(String)
        result      棚卸CSV取込結果List     ;;CSVの内容を変換した結果の無名モデルList
        error       棚卸CSV取込エラーList   ;;CSV取込で検出したエラー情報(String)のList
    )
)


更新情報

  • 最終更新者 : $Author: morishita $
  • 最終更新日時 : $Date:: 2009-10-04 15:43:40 #$
  • バージョン : $Revision: 4223 $



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