PEXA Clientについて

チュートリアル

定義パターン

定義ファイル

リファレンス

ClientLauncherチュートリアル目次
  1. はじめに
  2. Step1:ClientLauncherの起動
  3. Step2:画面実行設定の作成
  4. Step3:画面遷移テストの実行
  5. Step4:接続テストの実行


はじめに

このドキュメントは、画面をテストモードで実行するためのClientLauncherに関するチュートリアルです。
ランチャー自体の起動設定や、ランチャーの使用方法などについて以降で説明します。


Step1:ClientLauncherの起動

ClientLauncher自体を実行するには、以下の2通りの方法があります。

それぞれ、以下のようにして実行してください。

PEXA提供のバッチファイルによる起動

まず、以下の環境編集を設定してください。

  • PRJHOME : プロジェクトのルートディレクトリを絶対パスで指定してください。
  • JBOSS_HOME : JBossのインストール先ディレクトリを絶対パスで指定してください。
上記の環境変数を設定した上で、各プロジェクトにある以下のバッチファイルを実行してください。
/tool/client/PEXAClientLauncher.bat
上記のバッチファイルを実行すると、ClientLauncherを起動できます。


Eclipse等のIDEから起動

ここでは例として、Eclipse3.1からの起動方法について説明します。



まず、メニューバーの"Run"から"Run..."を選択して、実行設定画面を開きます。



この設定画面のMainタブで、以下を設定します。

  • [Name] : この実行設定につける名前です。任意の名前をつけてください。(プロジェクト名など)
  • [Project] : ランチャーでテストを実行する対象のプロジェクトを指定します。
  • [Main class] : 固定で"pexa.client.std.platform.launcher.GuiRichClientLauncherV2"を指定してください。




設定画面のClasspathタブで、[User Entries]に以下を設定します。
  • テスト対象のプロジェクトを[Add Projects]ボタンから追加します。(※1)
  • テスト対象のプロジェクトのbuildディレクトリを[Advanced...]ボタン→[Add Folders]ボタンでから追加します。
  • J2EEサーバーから提供されている、client向けのjarファイルを[Add External JARs]ボタンから追加します。(※2)

(※1)ここで注意する点として、プロジェクトを追加した際にプロジェクトのアイコンの横に十時マークがついていることを確認してください。
もしついていない場合は一度[Restore Default Entries]ボタンを押して一度全体をクリアしてから再度設定し直してください。

(※2)ここでいうJ2EE関連のjarファイルとは、それぞれのプロジェクトで使用するアプリケーションサーバーが提供するjarファイルになります。 実際のファイルはアプリケーションサーバーのマニュアルを参照して探してください。

一例として、JBossを使用している場合は以下のファイルになります。

${JBossのインストール先}/client/jbossall-client.jar


ここまで設定ができたら、"Apply"ボタンを押して設定を保存して、"Run"ボタンで実行してみてください。
以下のような画面が出てきたら設定完了です。これがClientLauncherのGUIです。



Step2:画面実行設定の作成

ClientLauncher自体が起動できたら、今度はテスト対象の画面の実行設定をClientLauncher上で作成します。



新しく画面実行設定を追加するには、[add]ボタンをクリックして、以下の項目を入力します。

  • [ConfigName] : この実行設定自体の名称を指定します。任意の名称を指定できます。
  • [Page] : ランチャーから起動する画面のPage IDを指定します。
  • [Property] : 画面起動時に読み込ませるプロパティファイルを指定します。
  • [ServerType] : 接続するJ2EEのサーバータイプを選択します。
  • [ServerName] : 接続するJ2EEサーバーのホスト名もしくはIPアドレスを指定します。
  • [Port] : 接続するJ2EEサーバーのポート番号を指定します。
入力したら[OK]ボタンをクリックして設定を保存してください。
なお、ここで入力した実行設定は、ローカルマシン上の以下のファイルにCSVファイルとして保存されています。
${各ユーザーのホームディレクトリ}/PEXAClientLauncherV2Config.csv
このファイルを直接編集することで設定を変更することも可能です。
実行設定の複写作成や、編集、削除はそれぞれ[copy], [edit], [remove]ボタンから行ってください。

ここまでの手順で実行設定が作成できたら、画面のテストを実行することができるようになっています。


Step3:画面遷移テストの実行

画面遷移テストは、サーバーサイドへの接続は行わず、サービスの呼出も行わないでClientFrameworkの機能だけで画面を実行するテストモードです。
画面の見た目のチェックや、画面遷移の流れの確認などを実際に操作しながら行うことができます。



このテストモードで画面を起動する場合は、テスト対象の実行設定を選択して、右上にある"Transition Test"ボタンをクリックしてください。
サービス呼出を行わないモードで画面が起動します。


Step4:接続テストの実行

接続テストは、実際にサーバーサイドと接続して、フル機能で画面を実行するテストモードです。
画面、サービス、モデルを全て含めた動作確認を行うことができます。



このテストモードで画面を起動する場合は、テスト対象の実行設定を選択して、右上にある"Connect Test"ボタンをクリックしてください。
フル機能のモードで画面が起動します。


更新情報

  • 最終更新者 : $Author: morishita $
  • 最終更新日時 : $Date:: 2008-10-30 12:05:11 #$
  • バージョン : $Revision: 2589 $



Copyright © 2006, Atrris Corporation