PEXA Clientについて

チュートリアル

定義パターン

定義ファイル

リファレンス

はじめに

このドキュメントは、PEXAクライアントフレームワークで使用する定義ファイル全般について概要を解説するものです。
定義ファイル毎の詳細な解説は、個々に用意されるリファレンスを参照してください。


定義ファイルの種類

PEXAクライアントフレームワークでは、メインの構成要素となる3種類の定義ファイルと、それ以外の補助的な役割を 受け持つ数種類の定義ファイルを組み合わせてクライアントアプリケーションを作成していきます。

メインの定義ファイルは以下の3つです。

補助的な定義ファイルは以下の3つがあります。


メインの定義ファイル

メインとなる定義ファイルは以下の3つとなります。

Page定義ファイル

Page定義ファイルは、"画面"の単位で作成されるXML形式の定義ファイルです。
この定義ファイルには、画面に含まれるAreaとその配置情報、画面遷移情報などが含まれます。
位置づけとしては、MVCモデルにおけるV(View)にあたります。

詳細はこちらを参照してください。


Area定義ファイル

Area定義ファイルは、画面内に配置される"領域"の単位で作成されるXML形式の定義ファイルです。
この定義ファイルには、Areaに含まれるContent、コンポーネントの制御情報、画面で行われるView寄りの実行処理などが含まれます。
位置づけとしては、MVCモデルにおけるV(View)にあたります。

詳細はこちらを参照してください。


Content定義ファイル

Content定義ファイルは、領域の中に現れる"内容"の単位で作成されるXML形式の定義ファイルです。
この定義ファイルには、役割の観点から分類されたステレオタイプ、取り扱う項目、Model寄りの実行処理内容などが含まれます。 位置づけとしては、MVCモデルにおけるM(Model)にあたります。

詳細はこちらを参照してください。



補助的な定義ファイル

補助的な定義ファイルは以下のものになります。

Message定義ファイル

Message定義ファイルは、画面に表示される各種メッセージを外部定義するためのXML形式の定義ファイルです。
この定義ファイルには、システム全体で共通的に使用するようなメッセージや、ドメイン単位で共通となるようなメッセージがIDを振られて定義されます。

詳細はこちらを参照して下さい。


Notification定義ファイル

Notification定義ファイルは、エリア同士が連係して動作するために送信する"通知"の単位で作成されるXML形式の定義ファイルです。
あるエリアで処理が完了したことがNotificationによって通知されることで別のエリアで再検索を実行するといった事が出来るようになります。

詳細はこちらを参照して下さい。


AccessControl定義ファイル

AccessControl定義ファイルは、画面から実行されるStatementの実行権限チェックポイントを外部定義するためのXML形式の定義ファイルです。
この定義ファイルには、実行権限をチェックしたいStatementに対して、それが実行される画面のコンポーネント、キーバインド、コマンドのマッピングが記述されます。

詳細はこちらを参照して下さい。


PageLayout定義ファイル

PageLayout定義は、ページ内にエリアを配置する際のレイアウトの"仕様"を表すXML形式の定義ファイルです。

詳細はこちらを参照して下さい。


AreaLayout定義ファイル

AreaLayout定義は、エリア内にサブエリアや画面パネルを配置する際のレイアウトの"仕様"を表すXML形式の定義ファイルです。

詳細はこちらを参照して下さい。


プロパティファイル

Java言語のプロパティ形式による定義ファイルです。
このプロパティファイルは4種類あります。

アプリケーションプロパティ :
PEXAクライアントフレームワークでは、クライアントアプリケーション起動時のパラメータとして、 このプロパティファイルを必ず指定します。
以下のような情報が含まれます。

  • includeするプラグインプロパティの指定
  • プラグインプロパティの内容のオーバライド
  • アプリケーション毎の個別情報
  • 個別プロパティファイルの指定


個別プロパティ :
特定のPage、Area、Contentに対してのみ適用したい設定がある場合に作成します。 アプリケーションプロパティファイルで適用する対象のIDとプロパティファイルがマッピングされます。


プラグインプロパティ :
フレームワークに対する制御パラメータを設定するプロパティファイルです。
アプリケーションプロパティからincludeされて読み込まれます。
以下のような情報が含まれます。

  • includeする親プラグインプロパティの指定
  • 親プラグインプロパティのオーバライド
  • 定義ファイルの格納パスなど、実行環境の情報
  • PEXAクライアントフレームワークのコアにプラグインする実装クラスの情報
  • 個々の機能に対する個別のパラメータ


トランスレータプロパティ :
後述するトランスレータ定義ファイルの管理プロパティです。
トランスレータ名称と、トランスレータ定義ファイルをマッピングします。


FatalReasonメッセージプロパティ :
PEXAフレームワーク内で発生するエラー(主にバグに起因するエラー)のメッセージ管理プロパティです。 エラーコードと表示メッセージをマッピングします。


詳細はこちらを参照してください。


トランスレータ定義ファイル

Java言語のプロパティ形式を拡張した、PEXA独自のプロパティ形式による定義ファイルです。
値オブジェクトを画面に表示するための文字列に変換するためのトランスレータという機能の設定ファイルで、 値の型毎にどのトランスレータクラスを割り当てるかを定義します。

詳細はこちらを参照してください。



更新情報

  • 最終更新者 : $Author: morishita $
  • 最終更新日時 : $Date:: 2008-02-09 17:28:27 #$
  • バージョン : $Revision: 1598 $



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