モデルからパス形式で値を取得する際の記述ルールです。

・現象型名だけを指定

	observable.getObservation("現象型名"); に同じ

・「/」でCombinationにアクセス

	現象型名１/現象型名２

もし、現象型名１がSingleCombinationの場合は、現象型名２の観測を返す

	Observable o = (observable)observable.getObservation("現象型名１");
	o.getObservation("現象型名２")

に同じ意味となる。
もし、現象型名１がMultipleCombinationの場合は現象型名の観測のリストを返す。

Pathの途中にMultipleCombinationの現象型が入った場合は、パスの結果はListで返される

	+-- 現象型名１_1
	|     |
	|     +------------現象型名２_1  --+
	+-- 現象型名１_2                   |
	|     |                            |
	|     +------------現象型名２_2 ---+-----> 現象型名２_1, 現象型名２_2, ...が返るので当然現象型名２の観測のリストになる
	+--- ...                           |

パスの値の型がObservableProxyかつObservableProxyにModelのJNDIパス名又はモデル名が指定されていてかつ、 次のパスが存在する場合、次のパスの取得の前のObservableProxyを主キーにModelの検索が自動的に行う。

例１：ObservableProxy現象型名/A
ObservableProxy現象型名に対応する値が存在しない場合、上記のパスの結果はnullになる。
マッピング展開機能により、トランザクションデータに紐付いているマスタモデルの属性を取得することが可能。

例２：利用者Noで展開した利用者マスタの利用者名を取得する

	利用者No/利用者名

例３：利用者マスタの先の所属会社Noで展開した会社マスタの会社名を取得する

	利用者No/所属会社No/会社名

また、"ObservableProxy現象型/"(最後に"/"だけを設定する)でマスタモデル自身を取得する。

例４：利用者Noで展開した利用者マスタモデルを取得する(但しサーバーサイドのサービス内でしか利用できません。）

	利用者No/

MultipleCombinationを取得するパスの次のパスで位置を指定することで、指定した(0,..,n)番目のCombination要素を取得することができる。

例１：MultipleCombination現象型名/0/A

MultipleCombinationの0番目のObservableのAが取得できる。
この場合Aは間にMultipleCombinationの現象型が存在しても、非Listで取得される。
MultipleCombination現象型名の値が存在しない場合、上記のパスの値はnullになる。

指定したn番目の要素が取得できなかった場合はシステム例外が送信される。

制限事項：
位置指定の箇所に条件を記述することはできない。

パスの区切りの間に[]を入れることでその条件に合致したものだけを対象とすることができる。

例１：現象型名１[現象型名１="A"]

ここでは現象型名１はSingleかつ非Combinationとする。 モデルの現象型名１が"A"の場合だけ現象型名１が取得できる。

例２：現象型名１[現象型名２="A"]

ここでは現象型名１はCombinationとする

    現象型名１[現象型名２ = "A"]/現象型名２

現象型名１の入れ子の業務項目、現象型名２が"A"の場合だけ現象型名２が取得できる。
Singleの場合は現象型名２の観測が、Multipleの場合は条件に合致した現象型名１の数分の現象型名２の観測のリストが返る。

現象型名：

PEXA_ORIGINAL

内容：
更新前の値を保持している現象型。

記述例：

    PEXA_ORIGINAL/現象型名１

更新前の現象型名１を取得する

変更の有無を判断する。

	is changed
	is not changed

• 最終更新者 : $Author: morishita $
• 最終更新日時 : $Date:: 2007-06-03 19:09:53 #$
• バージョン : $Revision: 858 $