PEXA Modelについて
チュートリアル
定義ファイル
機能一覧
リファレンス
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はじめに
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このドキュメントは、PEXAモデルフレームワークで使用する定義ファイル全般について概要を解説するものです。
定義ファイル毎の詳細な解説は、個々に用意されるリファレンスを参照してください。
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定義ファイルの種類
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PEXAモデルフレームワークで扱われる定義ファイル群は、業務システムが扱う情報に対するメタ情報の定義がメインとなります。
大雑把に分類すると、
- 業務項目に関するメタ情報
- データモデルに関するメタ情報
- 拡張機能向けの定義情報
があります。
業務項目に関するメタ情報は以下の3種類があります。
データモデルに関するメタ情報は以下の2種類があります。
拡張機能向けの定義情報は以下の2種類があります。
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業務項目に関するメタ情報
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業務項目に関するメタ情報は以下の3種類があります。
現象型定義
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現象型とは、業務システムが正式に取り扱う業務項目を表します。
項目に対してIDや名称、項目が保持する値のタイプなどをこの定義ファイルで宣言します。
この定義ファイルはXMLファイルとして記述され、ビルドツールを通すことでカタログHTMLファイルと現象型メタ情報ファイルが生成されます。
詳細はこちらを参照して下さい。
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現象定義
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現象とは、ある現象型が特定の値のみを取り得るタイプ(type=category)の場合の、実際に取り得る値(区分値)の定義です。
区分値の集合に対してIDや名称を割り振り、区分値一つ一つの値や定数値などをこの定義ファイルで宣言します。
この定義ファイルはXMLファイルとして記述され、ビルドツールを通すことでカタログHTMLファイルとビジネスオブジェクトのJavaソースコードが生成されます。
詳細はこちらを参照して下さい。
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プロキシ定義
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プロキシとは、データモデルをシステム内でユニークに特定するためのユニークキーの定義です。
ユニークキー自体に対してIDや名称を割り振り、内部で保持する通番や識別フラグ、モデル名などをこの定義ファイルで宣言します。
この定義ファイルはXMLファイルとして記述され、ビルドツールを通すことでカタログHTMLファイルとプロキシのJavaソースコードが生成されます。
なお、プロキシを取得することが出来れば、結びつくデータモデルがその業務システムからユニークに検索できることがPEXAでは保証されています。
詳細はこちらを参照して下さい。
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データモデルに関するメタ情報
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データモデルに関するメタ情報は以下の3種類があります。
テーブル定義
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テーブル定義は、データモデルの内容が保存されるデータベース上のテーブルの定義です。
テーブル名、カラム名、型、対応現象型などがこの定義ファイルで宣言されます。
この定義ファイルはXMLファイルとして記述され、ビルドツールを通すことでカタログHTMLファイルとテーブル生成の為のSQLスクリプトが生成されます。
詳細はこちらを参照して下さい。
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モデル定義
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モデル定義は、業務システムが取り扱う対象(Object)を表現する定義ファイルです。
データベースとのO/Rマッピング情報や、データモデルが提供する各種機能に関する定義情報がこの定義ファイルで宣言されます。
この定義ファイルはPEXAプロパティ形式で記述され、実行環境にてPEXAの実行エンジンによりそのまま直接読み込まれます。
詳細はこちらを参照して下さい。
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拡張機能向けの定義情報
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拡張機能向けの定義情報は以下の2種類があります。
ExtendedFinder
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ExtendedFinderは、複数種類のデータモデルを一度に検索するための拡張機能です。
内容は異なりますがモデル定義ファイルと同じ拡張子となり、特殊なモデル定義として実行エンジン側で認識されます。
同じ種類のProxyを持つが識別フラグが別となるデータモデルを一度に検索してまとめて返すような場合に使用されます。
この定義ファイルはPEXAプロパティ形式として記述されます。
このファイルはそのまま実行環境にてPEXAの実行エンジンにより読み込まれます。
詳細はこちらを参照して下さい。
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ModelClient
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ModelClientは、データモデルの単体テスト用ツールです。
各定義ファイル及びDBを用意して、テストデータを投入しておけばModelClientに対して検索条件等を指定したパラメータファイルを読み込ませることで、
実際のモデルフレームワークをPEXA実行エンジン上で動作させることが出来ます。
この定義ファイルはPEXAプロパティ形式として記述されます。
このファイルはそのまま実行環境にてPEXAのModelClientツールにより読み込まれます。
詳細はこちらを参照して下さい。
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更新情報
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- 最終更新者 : $Author: morishita $
- 最終更新日時 : $Date:: 2007-05-17 17:26:24 #$
- バージョン : $Revision: 770 $
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