PEXA Modelについて

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目次
  1. はじめに
  2. ModelClientファイルの全体構成
  3. modelsセクション


はじめに

ModelClientは、データモデルの単体テスト用ツールです。
各定義ファイル及びDBを用意して、テストデータを投入しておけばModelClientに対して検索条件等を指定したパラメータファイルを読み込ませることで、 実際のモデルフレームワークをPEXA実行エンジン上で動作させることが出来ます。 この定義ファイルはPEXAプロパティ形式として記述されます。
このファイルはそのまま実行環境にてPEXAのModelClientツールにより読み込まれます。

プロパティ形式の書式については、リファレンスを参照して下さい。


ModelClientファイルの全体構成

ModelClientファイルの全体構成について、以下に示します。
modelsセクションの中に、検索を実行したいモデルの情報を列挙します。

それぞれのセクションの詳細については、以降で解説します。

;---------------------------------------------------------------
; Release-Date:     $Date:: 2007-05-22 18:04:31 #$
; Release-Version:  $Revision: 827 $
; Author:           $Author: morishita $
; First-Created-On: 2007/04/16
; First-Created-By: Daisuke Morishita
;---------------------------------------------------------------
; モデルの検索情報
;---------------------------------------------------------------
[models
    モデル検索定義1
    ,
    モデル検索定義2
    ,
    モデル検索定義3
        :
        :
        :
]


modelsセクション

書式:

[models
    path宣言部(1)
    filter宣言部(0|1)
    extra_filter宣言部(0|1)
    group宣言部(0|1)
    having宣言部(0|1)
    output宣言部(0|1)
    sort宣言部(0|1)
    ,
    path宣言部(1)
    filter宣言部(0|1)
    extra_filter宣言部(0|1)
    group宣言部(0|1)
    having宣言部(0|1)
    output宣言部(0|1)
    sort宣言部(0|1)
	,
         :
         :
         :
]

	
記述注:
    属性        あらかじめ決められた値を選択する(true/falseなど)
    宣言部      値または、値のリストを設定する
    セクション  入れ子で他の属性、宣言部、セクションを保持する可能性がある
                (値又は、値のリストが設定される場合もある)

    (1):必須
    (0|1):オプション
    (1以上):一個以上必須
    (0以上):0個以上(オプション)

記述例:

[models
    path    PersonalReminder
    filter  "PersonalReminderNo = 1"
    ,
    path    Reminder
    filter  "ReminderNo = 1"
    ,
    path    病名マスタ
    filter  "病名No = 1"
]

説明:
このセクションは必須です。
modelsセクションは、モデルの検索情報を記述するセクションです。

検索パラメータやソート指定、出力内容などについて記述します。

属性値:
modelsセクションの属性値は以下の通り。

path宣言部

説明:
検索対象のデータモデルを指定します。
基本的にはデータモデル名称を指定するだけです。

記述例:

path    PersonalReminder


filter宣言部

説明:
path宣言部で指定したデータモデルに対する検索条件の指定です。
データベースのカラムにマッピングされている現象型に対しての検索条件をここで指定してください。
procedureに紐付いている現象型に対する検索条件はextra_filter宣言部で指定してください。

記述例:

filter  "PersonalReminderNo = 1"


extra_filter宣言部

説明:
path宣言部で指定したデータモデルに対する検索条件の指定です。
procedureに紐付いている現象型に対する検索条件をここで指定してください。
データベースのカラムにマッピングされている現象型に対する検索条件はfilter宣言部で指定してください。

記述例:

;;現在年齢が20歳以上
extra_filter  "PatientCurrentAge > 20"


group

説明:
検索結果の一覧に対して、同じ値の現象型を持つモデルをグループ化することができます。
その際の、グループ化対象の現象型名をここで指定します。

記述例:

;;現在年齢が同じデータモデルをグループ化する
group    PatientCurrentAge


having

説明:
group宣言部で指定した現象型でグループ化された検索結果から、更に内容を絞り込むための条件を指定できます。
絞り込みのための検索条件をここで指定します。

記述例:

;;現在年齢が20以上のグループを検索結果とする
having    "PatientCurrentAge > 20"


output宣言部

説明:
検索結果をコンソールに出力する際に、出力対象としたい現象型を指定することが出来ます。
カンマ区切りで現象型名を複数個指定することが出来ます。

記述例:

output    PatientCode,PatientName,PatientNameKana,PatientCurrentAge


sort宣言部

説明:
検索結果のソートを行いたい場合に、どの現象型の値を元にソートするかを指定できます。
昇順指定の場合は現象型名そのままで、降順にしたい場合は現象型名の前に"~"を付加します。
カンマ区切りで複数個指定できます。

記述例:

sort    PatientNo,~PatientCurrentAge



更新情報

  • 最終更新者 : $Author: morishita $
  • 最終更新日時 : $Date:: 2007-05-22 18:04:31 #$
  • バージョン : $Revision: 827 $



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