PEXA Modelについて

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リファレンス

目次
  1. はじめに
  2. 提供機能概要
    1. 実行エンジン
    2. データモデル
    3. パス形式による参照
    4. SavePointとUndo


はじめに

このドキュメントは、ModelFrameworkのJava APIについて解説するものです。

ModelFrameworkは現在Java言語で実行エンジンが提供されており、データモデル自身もJavaのインタフェースとして表現されています。
ServiceのHelperクラスや、その他Javaクラス内から直接データモデルを利用するにはこの実行エンジンにアクセスすることになります。

以降で、実行エンジン及びデータモデルの提供機能とJava APIについて解説していきます。


提供機能概要

Java APIにより提供している機能についての概要です。

実行エンジン

モデルフレームワークの実行エンジンは、J2EE(Java2 Enterprise Edition)のStatelessSessionBeanの形態で提供されています。

Home,Remoteインタフェースは以下の物です。

Homeインタフェース:

    pexa.facade.commit.CommonCommitableFacadeSessionHome
Remoteインタフェース:
    pexa.facade.commit.CommonCommitableFacadeSession

以下のJNDI名を指定することによりこのモジュールを呼び出すことが出来ます。

JNDI名:
    CommonCommitableFacade
この実行エンジンを呼び出すことで、以下のことが可能です。
  • データベースにマッピングされているデータモデルの検索
  • データベースにマッピングされているデータモデルの新規生成


データモデル

データモデルは以下のJavaインタフェースによって表現されています。

    pexa.share.concept.Updatable
ModelFrameworkをJavaクラスから利用する際は、実行エンジンもしくは呼出元からのパラメータなどから このインタフェースを実装したデータモデルオブジェクトを取得して操作するというのが基本となります。


パス形式による参照

あるデータモデルにリンクしている別データモデルの内容に対して簡易にアクセスするための機能です。

データモデルはModelMapping機能ModelConvert機能によってリンクする事ができます。 それらの項目を参照する場合に、順番に一つずつモデルをたどって参照することも出来ますが、パス形式による指定を行うと一手順でリンク先モデルの項目を参照することが出来ます。

パス形式による記述を使用するには、以下のJavaクラスを使用します。

    pexa.share.util.path.PathContextFactory
    pexa.share.util.path.PathContext

パス形式の書式については別途リファレンスがありますので、詳細はそちらを参照してください。


SavePointとUndo

データモデルに対して行ったメモリ上での値設定処理をロールバックする機能です。

このメモリ上でのロールバックを行えるようにするには、まずSavePointというロールバックポイントを任意文字列でデータモデルに対して設定します。 そうすると、その時点のデータモデルの内容がメモリ上で保持されます。このSavePointは、別々の文字列を指定することで複数回設定することが可能です。

その後、任意の時点でSavePointを指定してUndoを実行することで、SavePointを設定した時点までデータモデルの内容がロールバックします。

なお、この機能はデータモデルの前回コミット時から次回コミット時の間のみ有効です。
コミット(データベースへの保存)が行われた時点でSavePointとして保存されているデータモデルの内容のスナップショットは破棄されます。

この機能はJava APIで呼び出すことも出来ますし、ClientFrameworkの定義ファイル内からも呼び出すことが可能です。



更新情報

  • 最終更新者 : $Author: namako $
  • 最終更新日時 : $Date:: 2008-10-10 01:04:14 #$
  • バージョン : $Revision: 2470 $



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