開発環境構築

開発環境構築

実行環境構築

参考情報

Eclipseのインストールと環境設定
  1. Eclipseのインストール
  2. Subclipseのインストール
  3. リソースのチェックアウト
  4. プロジェクトの設定
  5. デバッグログ出力設定


Eclipseのインストール

このセクションでは、eclipseのインストール方法について記載します。
開発環境におけるeclipseのバージョンについては、 こちらを参照してください。

  1. eclipseを下記のサイトからダウンロードしてください。
    ※パッケージは、JbossIDEなどのプラグインがバンドルされた、Eclipse IDE for Java EE Developersを選択することを推奨します。
    http://www.eclipse.org/downloads/


  2. ダウンロードしたeclipse-jee-ganymede-win32.zipを解凍して、任意のディレクトリに配置してください。

  3. 任意のディレクトリにプロジェクトのワークスペースになるフォルダを作成してください。
    ここでは、以下のディレクトリにeclipse、workspaceを配置したとにします。

    eclipseのフォルダ:C:\Development\eclipse 
    eclipseのワークスペース:C:\Development\workspace

    ※ フォルダパスにブランクが含まれるとトラブルの元になるので、workspaceはパスにブランクが含まれない場所に作成してください。

  4. eclipseフォルダ内のeclipse.exeをダブルクリックしてeclipseを起動してください。

  5. [ Workspace Launcher ] ダイアログで 3. で作成したworkspaceを指定して[ OK ]ボタンをクリックしてください。



  6. 以上でインストール作業は完了です。


Subclipseのインストール

このセクションでは、subclipseのインストール方法について記載します。
subclipseは、eclipse上でSVN(バージョン管理システム)を操作するための plug-in です。

  1. eclipseのメニューバーより、[ Help ] -> [ SoftwareUpdates… ] -> [Find And Install]を指定してください。

  2. [ Software Updates and Add-one ]ダイアログで[ Available Software ]タブを指定して、[ Add Site... ]ボタンをクリックしてください。

  3. [ Add Site ]ダイアログに下記の情報を設定して、[ OK ]ボタンをクリックしてください。

    Location: http://subclipse.tigris.org/update_1.4.x

    ※現時点での最新は1.4.x系になります。不具合対応などが入っているようなので、今後は1.4.x系を使用してください。


  4. [ Software Updates and Add-one ]ダイアログでSubclipseがチェックされていることを確認して、[ Install… ]ボタンをクリックしてください。
    subclip seplug-inの最新バージョンが見つかると[ Install ]ダイアログが表示されます。

  5. [ Install ]ダイアログより、Subclipseをチェックして、[ Next ]ボタンをクリックして下さい。



  6. ライセンスに同意して、[ Next ]ボタンをクリックしてください。



  7. [ Finish ]ボタンをクリックするとSubclipseのインストールが開始されます。

  8. インストール完了後、eclipseの再起動を確認する旨のダイアログが表示されます。
    [ OK ]ボタンをクリックしてeclipseを再起動してください。




リソースのチェックアウト

このセクションでは、SVNからリソースをチェックアウトして、プロジェクトを作成する方法について記載します。

  1. Eclipseを起動して、メニューバーより、[ Window ] -> [ Open Perspective ] -> [ Other ] -> [ SVN Repository Exploring ]を指定してください。

  2. [ SVN Repository ]タブ内で右クリックして、[ New ] -> [ Repository Location… ]を指定して、チェックアウト先のリポジトリを設定してください。  例としてSKYプロジェクトでは以下のようなURLになっています。

    Ex ) URL: http://mba.atrris.com/sky/repos



    ※ チェックアウト時にUser、Passwordの入力を求めるダイアログが表示される場合があります。
      User、Password欄には、チェックアウト先のサーバにアクセスするための自分自身のアカウント情報を入力してください。
      アカウント情報が不明な場合は、サーバ管理者に確認してください。

  3. Repository Locationのルートで右クリックし、[ Checkout… ]を指定してください。



  4. [ Checkout from SVN ]ダイアログで[ Check out as a project configured using the New Project ]を選択して、[Finish]ボタンをクリックしてください。



  5. [ New Project ]ダイアログで[ Java Project ]を選択して、[ Next ]ボタンをクリックしてください。

  6. [ New Java Project ]ダイアログで"project name"に任意の名称を設定してください。
    ここではプロジェクト名に"sky"と設定したことにします。

  7. "JRE"のUse a project specific JREに利用するJDKを設定し、9.の手順に進んでください。。



  8. コンボボックスにJREしか表示されない場合、以下の手順でJDKのライブラリに変更してください。

    1. [ Configure JREs… ]リンクをクリックします。

    2.  [ Prefernces ]画面より、[ Add… ]ボタンをクリックしてください。

    3. [ Add JRE ]画面でStandardVMを選択して[ Next ]ボタンをクリックしてください。

    4. [ Add JRE ]画面に下記の値を設定してください。

      JRE home:C:\Program Files\Java\jdk1.6.0_07 (JDKのルートディレクトリ)
      JRE name:jdk1.6.0_07 (任意の名称)



      ※ JREHome directoryの設定値は、デフォルトでJREが指定されているので、必ずJDKを指定するように注意してください。

  9. [Finish]ボタンをクリックして設定を終了してください。


プロジェクトの設定

このセクションでは、プロジェクトをコンパイルするためのパス設定等について記載します。

  1. メニューバーより、[ Window ] -> [ Show View ] -> [ Package Explorer ] を指定してください。

  2. [ Package Explorer ]タブより、プロジェクトルートを右クリックして、[ Properties ]を選択してください。



  3. [ Properties for sky ]ダイアログの左側のメニューで[ JavaBuildPath ]を指定してください。

  4. [ libraries ] タブの[ Add JARs... ]ボタンをクリックして、以下のライブラリを追加してください。

    /lib/pexa/*.jar
    /lib/swing/*.jar

  5. [ Source ]タブの[ Source folders on build path ]よりプロジェクトルートを指定して[ Remove ]ボタンをクリックしてください。



  6. [ Add Folder... ]ボタンをクリックして[ Source Forder Selecton ]ダイアログからsrc/javaフォルダをチェックして、[ OK ]ボタンをクリックしてください。



  7. 画面下の"Default output folder"の値をプロジェクト直下の"/build/classes"に変更して、[ OK ]ボタンをクリックしてください。

    Ex ) sky/build/classes



  8. メニューバーより、[ Run ] -> [ External Tool ] -> [ External Tools Configurations ]を指定してください。



  9. [ External Tools Configurations]画面でAntBuildを右クリックして、[ New ]を指定してください。

  10. Ant Buildの"Name"に任意の名称をつけてださい。
    ここでは、"sky"と設定したことにします。



  11. [ Main ]タブのBuildfileで[ Browse Workspace ]ボタンをクリックして、build.xmlファイルを設定してください。



  12. [ Environment ]タブで[New]ボタンをクリックして下記の環境変数を設定して、[ Apply ]ボタンをクリックしてください。
    なお、JBoss関連の設定後にさらに追加で環境変数を追加します。詳細はこちらを参照してください。

    Name Valuse 備考
    JAVA_HOME C:\Program Files\Java\jdk1.6.0_07 JDKのルートディレクトリを指定
    PRJHOME C:\Development\workspace\sky プロジェクトのルートディレクトリを指定



  13. [ JRE ]タブで[ Separate JRE: ]を選択して、コンボボックスよりJDKを選択してください。



  14. [ Target ]タブでsrc,metaの順にTargetをチェックしてください。
    ※applicationターゲットのみを選択すると、src,metaを選択したのと同じ動作となります。



  15. [ Apply ]ボタンをクリックして設定を保存し、[Close]ボタンをクリックして画面を閉じてください。


  16. メニューバーの[Run]->[ External Tool ]->[ sky ]を指定してください。

  17. buildが成功すると[ Console ]タブの最終行にBUILD SUCCESSFUL表示されます。
    ※antタスクは、External Tools Configurationsでタスクを選らんで実行してください。


デバッグログ出力設定

このセクションでは、Javaアプリケーション実行ログをコンソール出力するための設定について記載します。

  1. %JAVA_HOME%/jre/lib/logging.propertiesファイルの下記の箇所を修正してください。

    • ログレベルの修正
      この設定により、Java Logging APIで出力されるデフォルトのログレベルが設定できます。
      ファイルの6行目をINF0からALLに修正するとすべてのレベルのログが出力されるようになります。

      【変更前】
      java.util.logging.ConsoleHandler.level = INFO

      【変更後】
      java.util.logging.ConsoleHandler.level = ALL

    • ログ出力対象の追加
      ファイルの最終行に下記のpexaのログ出力設定を追記してください。

      【追記】
      pexa.client.std.content.level = ALL
      pexa.client.std.controller.level = ALL
      pexa.client.std.interpreter.level = ALL
      pexa.client.std.service.level = ALL




更新情報

  • 最終更新者 : $Author: morishita $
  • 最終更新日時 : $Date:: 2010-09-21 14:41:40 #$
  • バージョン : $Revision: 5381 $



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