PEXA Assignmentについて

チュートリアル

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各セクションの説明

実装

目次

  1. はじめに
  2. Assignmentの作成
  3. Assignmentの実行準備
  4. Assignmentの呼出
  5. Assignmentのログ出力


はじめに

このドキュメントは、PEXAアサインメントフレームワーク上でアサインメントを作成して動作確認を行うまでの流れを説明した物です。


Assignmentの作成

アサインメントはアサインメント定義ファイルという形式で記述して作成します。
このファイルの中身はテキストファイルとなりますので、好みのテキストエディタやEclipse等で作成して下さい。

アサインメント定義ファイルは拡張子を".assign2"として作成してください。
作成したアサインメント定義ファイルはプロジェクトワークスペースの以下のフォルダ配下に配置して下さい。

    src/assign
上記のフォルダ配下であれば、サブフォルダを作成してカテゴリ別に分けて配置しても構いません。


Assignmentの実行準備

アサインメントを作成してプロジェクトワークスペースに配置したら、ビルドを行って実行環境に配置します。
プロジェクトのトップフォルダにあるbuild.xmlを使用して、antでビルドを実行します。

 ant assign
上記のように実行すると、アサインメントの実行に必要な各種ファイルがまとめてビルドされます。
正常にビルドが終了したら、実行環境を起動します。現在のPEXAエンジンはJ2EEコンテナの上で動作する形で 実装されていますので、アプリケーションサーバーと呼ばれる類のミドルウェアを用意する必要があります。

通常、テスト用にはJBoss等のフリーで利用できるアプリケーションサーバーを利用します。
この環境自体の構築については別途環境構築ガイドが用意されているのでそちらを参照して下さい。


Assignmentの呼出

PEXAアサインメントフレームワークは、サービスフレームワークのassignプロセスにSourceモデルを設定することで呼び出されます。
Sourceモデルは、新規生成また更新をコミットしたモデルになります。
そのため、assignプロセスの実行locationは、serverになります。

assignフォーマットタイプ書式
(プロセス名
    format_type assign
    (assign
        role宣言部(1)
        source宣言部(1)
        assign_apply_date宣言部(1)
    )
)

記述注:
    属性        あらかじめ決められた値を選択する(true/falseなど)
    宣言部      値または、値のリストを設定する
    セクション  入れ子で他の属性、宣言部、セクションを保持する可能性がある
                (値又は、値のリストが設定される場合もある)

    (1):必須
    (0|1):オプション
    (1以上):一個以上必須
    (0以上):0個以上(オプション)

role宣言部

概要:
操作者を表すOperatorデータモデルのセッション式を指定する。

形式:
「role」固定

記述:
Key・対象データモデルのセッション式(基本的には@付きのセッション値指定)

記述例:

    role   @Role


source宣言部

概要:
Assignment処理におけるSourceモデルのセッション式を指定する。。

形式:
「source」固定

記述:
Key・対象データモデルのセッション式(基本的には@付きのセッション値指定)

記述例:

    source   @SampleSource


assign_apply_date宣言部

概要:
Assignment処理が適用される日付を指定する。

形式:
Key・セクション

記述:
日付型のセッション式または日付を返すDirective

記述例:

    assign_apply_date   &Today


記述例
(AssignFramework呼び出し
    (before_condition
        exist SampleSource
        error &Skip
    )
    format_type assign
    (assign
        role	@Role
        source	@SampleSource
        assign_apply_date	&Today
    )
)


Assignmentのログ出力


更新情報

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