PEXAは実プロジェクトで必要とされた機能やツール類を常に追加し続けているので、頻繁にアップデートされます。
このPEXA自体のアップデートはここまでで説明したPEXA配布パッケージ及びPEXA追加機能パッケージを使用して各プロジェクトに反映することが出来ます。
反映方法はプロジェクトの新規生成時とほぼ同じです。環境変数を設定した上で反映用のantビルドターゲットを実行します。
なお、アップデート内容についてはリリースノートがそれぞれのパッケージ中に含まれているのでそちらを参照してください。
このリリースノートは配布パッケージ解凍後のトップフォルダ及び、各プロジェクトの以下のフォルダに反映されます。
- PEXA配布パッケージのリリースノート : %PRJHOME%\doc\material\pexa\ReleaseNote.txt
- PEXA追加機能パッケージのリリースノート : %PRJHOME%\doc\material\pexa\ReleaseNote-ext.txt
今回の例では以下のファイルになります。
C:\develop\eclipse\workspace\SYSN\doc\material\pexa\ReleaseNote.txt
C:\develop\eclipse\workspace\SYSN\doc\material\pexa\ReleaseNote-ext.txt
PEXA配布パッケージによるアップデート反映
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PEXAエンジン本体やantビルドツール等が更新された場合はPEXA配布パッケージを使用してアップデートを取り込みます。
プロジェクト新規性政治と同じように環境変数を設定した上で、配布パッケージ中のbuild.xmlで以下のantビルドターゲットを実行してください。
ant update-all
これでアップデートされた各種ファイル類をローカル開発環境の対象プロジェクトに上書き反映されるので、
変更されたファイル類の差分をチェックして特に問題が無ければリポジトリにコミットしてください。
※注意!!!
アップデートの取り込みの際は、プロジェクト新規生成時に使用したnewprojectターゲットは絶対に実行しないでください。
プロジェクト新規生成時と違い、アップデート時には上書きしてはならない(プロジェクトで個別に更新される可能性がある)ファイルがいくつかあるので、
もしnewprojectターゲットを実行してしまうと、そのプロジェクトで編集されたファイルが初期状態に戻ってしまいます。
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PEXA追加機能パッケージによるアップデート反映
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追加機能が更新された場合は、PEXA追加機能パッケージでアップデートを取り込みます。
プロジェクト新規生成時と同じように環境変数を設定した上で、追加機能パッケージ中のbuild.xmlで対象のビルドターゲットを実行してください。
ここで指定するビルドターゲットは、プロジェクト新規生成時と同じターゲットを使用できます。
これでアップデートされた各種ファイル類をローカル開発環境の対象プロジェクトに上書き反映されるので、変更されたファイル類の差分をチェックして特に問題が無ければリポジトリにコミットしてください。
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