業務分析手法(PEXA Methodology)

アトリス独自の業務分析手法であるPEXA Methodologyは大規模システム開発の経験から実装可能な業務分析手法を確立するために最新の理論と方法論から作られた実践的上流工程の手法です。

 

近年、業務において情報システムが果たすべき役割や範囲は加速度的に増加および複雑化しておりEA的な視点を抜きにしても現状を知り、何をどの様に改善するかという要件自体のとりまとめ負荷が非常に高くなっています。また、個別システムの視点ではなく、業務全体としての仕様の管理が求められている現在、開発ベンダー、情報システム部門でも全ての部署の業務に精通しているわけではなく、作られた要件を検証するにも人間系では限界があります。
複雑化する全社システムの構築には確立された理論と手法は不可欠です。

 

RIT分析開発手法

RIT開発手法はPEXA Methodologyの基本を成す手法であり、機能ではなく業務の流れ(役割と操作対象データ)に着目して分析(ロール分析)を行ないます。(ちなみにBPMNは処理を中心として分析します。) 役割(ロール)の種類と操作単位の基準を明確にすることで、記述者および、業務に依存しない形式で記述が可能となり、情報の流れは操作対象(データ)単位ではなくロール単位なります。

 

業務項目の各操作に対して分解し、各対象データに対してどの業務項目が引き継がれているのか、各項目間の導出関係はどうなっているのかを整理し、その業務項目が業務全体で一意になるように分析を行なっていきます。
これにより業務全体から業務項目まで明確な導出関係に基づいた分析・設計成果物を導き出す事ができます。

ロール分析の最大の利点は、結果がそのままシステム化の機能要件(誰に対して、どのような機能を提供する必要があるのか)として利用可能な事です。つまりコンピュータプログラムで実行可能な定義が既に成されていることにあります。

 

PEXA Toolにより導出される機能要件はすべて統一したフォーマット(英文のSVO形式+状態)で記述され、人間による記述内容の差(人によって細かい、大雑把という)が発生されず、属人性を排除した高い品質の結果を得ることができます。 また、役割と人間が分離されている為、組織変更、人員の移動などに対して柔軟に対応が可能です。